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2006年7月

2006年7月23日 (日)

■ In New York/Chet Baker

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 西海岸の人気トランペッターChet Bakerが東海岸に乗り込んで録った快作です。Riversideにも結構な数の録音があるのでNYCには頻繁に来ていたようですが、それをサポートするのは東海岸の当時の強者バッパーです。元々Chetは豪快なスタイルでは無いので、さずがに相手がGriffinだとバランスは少し崩れてしまうかもしれません。しかしChetもこのメンバーから刺激を受けたようで普段の2割増しくらいのパワーが出ているように思えます。”Fair Weather” ”Hotel 49”はスピーディーでChetもGrifffinも吹き上げています。Phillyのドラミングもいつものようにカッコ良いですね。他にもGriffinの抜けたスローな”Solar”など、Chetにぴったりの佳曲揃いの名盤だと思います。当時東西でどのくらいライバル意識があったのか、そんな事を考えながら聴くのも面白いものですね。

with Johnny Griffin, Al Haig, Paul Chambers, Philly Joe Jones
Recorded in New York,September, 1958.
Produced by Orrin keepnews
Engineer
Riverside RLP-1119

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2006年7月18日 (火)

■ 2 Guitars/Kenny Burrell,Jimmy Raney

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 Kenny BurrellとJimmy Raneyの二人が中心となったPrestigeのオールスターセッションです。二人の共演は珍しいのではないかと思いますが、他のメンバーも当時のハードバップのスター達が参加しています。一曲目”Blue Duke”からMcLeanとByrdの鋭角的なアドリブで始まり、軽快な”Dead Heat”“Pivot”とMal Waldronのオリジナルが続きます。それぞれのソロがあまり長くないし中だるみがありません。特にMcleanは冴えています。2人のギターですが、ブルージーで力強い方がBurellで、タッチのソフトなやや細いトーンがRaneyだと思います。二人の特色が出ていて聴き比べるも良し、またそれぞれ単独で演奏している2曲も素晴らしいです。Prestigeには特定のリーダーが居ない、オールスターセッションが結構存在しています。“All Day Long” “All Night Long” “After Hours”などもお奨めですので是非機会があればお聴きになって下さい。

with Donald Byrd, Jackie McLean, Mal Waldron, Doug Watkins, Arthur Taylor
Recorded in Hackensack, New Jersey ; March 5,1957.
Produced by Bob Weinstock
Engineer; Rudy Van Gelder (Rudy Van Gelder Studio)
Prestige PR-7119

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2006年7月17日 (月)

■ ドライトマトのマリネ

Dry_tomato

 3連休なのでビールのおつまみにドライトマトのマリネを作ってみました。乾燥トマトをお湯で戻して、ビネガー、カーリック、パセリとハーブを少々にオリーブオイル。簡単でトマトの凝縮された濃厚な味が魅力です。酸味と甘味があって、トマトの見方が変わってしまいました。ドライトマトと一緒に写っているのは、イスラエルのピクルスですが、塩味が少々きついので、さっと水で洗って丁度良い加減です。最近はドライトマトも比較的簡単に入手できるので、ぜひお試し下さい。

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2006年7月16日 (日)

■ Portrait In Jazz/Bill Evans Trio

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 先日初めてエヴァンスのDVDをレコード店で見ました。私はあまりライブなどの映像は見ないのですが、私の想像していた姿を遥かに超えた衝撃的な映像でした。しばらくそれに見入ってしまいました。猫背になり目を閉じ加減で、ひたすら鍵盤を叩き続けるエバンス。このアルバムもそうして録音されたのでしょうか。そんなイメージと一番だぶるのが”Blue In Green”かもしれません。少しアンプのヴォリュームを上げると、スタジオの空気感がそのまま伝わってくるような気がします。当時の録音機材と録音手法が、その空間表現を見後に描き出しています。まるで当時の空気が閉じ込められたかのような、そしてファーストタッチの緊張感。現代録音の無音から出てくる物とは違う何かを、そこから聞き取れるような気がします。もしかしてこの空気感が聴きたくて何度もCDトレイに乗せてしまうのかもしれません。作品の内容と録音手法が見事にリンクしています。この空気感って現代録音にも必要なような気がします。

with Scott LaFaro, Paul Motian
Recorded in New York ; December 28,1959.
Produced by Orrin Keepnews
Engineer; Jack Higgins (Reeves Sound Studios)
Riverside RLP-1162

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2006年7月15日 (土)

■ East Coast Jazz #7/Hal Mckusick

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 Bethlehem Recordsはイーストコーストとウエストコーストそれぞれに拠点を持って活動していたので、様々なスタイルを聞く事ができる貴重なレーベルでした。Mal Waldronの”Left Alone”やZoot Simsの”Down Home”意外にも隠れた名盤がたくさん揃っています。特にEast Coast Jazz Seriesは当時の東海岸の白人ミュージシャンを多く取り上げています。PrestigeやBlue Noteなどに比べ地味ですが、寛いだ演奏に好感が持てます。Hal Mckusickはアルトサックスとクラリネットを演奏していますが、美しいメロディーラインとスローなナンバーが揃い、当時のイーストコーストの黒人ジャズとは全く対照的な作品となっています。当時は白人ミュージシャンが、東海岸であまり脚光を浴びた話は聞きませんが、ハードなJAZZに疲れた時には是非聞いてみて下さい。ジャケットも素晴らしく、「聴いて良し、眺めて良し」の一枚です。ギターのBarry Galbraithが良い味出しています。

with Barry Galbraith, Milt Hinton, Osie Johnson
Recorded in New York ; February 17,1955.
Produced by Creed Taylor
Bethlehem (BCP-16)

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2006年7月13日 (木)

■ A Day In The City/Don Friedman

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 ちょっと構えてしまうジャケットですね。どこか無機的に見えるニューヨーク・・・。写真から受けるイメージとアルバムの内容が一致しているところも凄いんですけど。都会の一日をイメージしたアルバムです。”Dawn” Midday” ”Rush Hour” “Sunset” “Early Evening” “Night”と6曲で綴られています。 一曲目”Dawn”の出たしもちょっと神秘的な感じでそれにIsraelsのアルコが絡みつき、James Huntが煽ってくる。でもこれがカッコイ~。但し、3曲目”Rush Hour”あたりで私的にはきつくなってきます。イメージと何となくクロスするのですが・・・。どうもその後はイメージできないまま・・・。華やかなジャズシーンばかり想像してしまう当時のニューヨークですが、こんなイメージの側面もあったんでしょかね。

with Chuck Israels, Joe Hunt
Recorded in New York ; June 12,1961.
Produced by Orrin Keepnews
Engineer; Bill Stoddard (Bell Sound Studios)
Riverside RLP-9384

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■ Jimmy Raney featuring Bob Brookmeyer

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 RaneyはStan Getzの作品で馴染みの方も多いと思います。リーダー作はあまり多くなく、しかもデッカだとCD化もあまり望めないと思っていたので、見つけた時は発作的に衝動買いしてしまいました。内容はやはり期待を裏切らず、Bob Brookmeyerのトロンボーンと絡み合って非常にリラックスした一枚です。音色が割りと細めでデリケートな弾き方と、テーマの解釈もあまり基本から外れず、シングルトーンで爪弾いていく感じが好きです。

with Bob Brookmeyer, Hank Jones, Dick Katz, Teddy Kotick, Osie Johnson
Recorded in New York ; July and August ,1956.
Produced by Creed Taylor
Decca Records

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