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2006年9月

2006年9月24日 (日)

■ Shade Of Sal Salvador/Sal Salvador

Sal_2

 本格的に秋の風が吹き、とても爽やかな休日ですね。ジャズが一番似合う季節は秋だと思うのですが、そんな季節の到来です。秋で思い浮かべるのは、ベツレヘムレコードのジャケットです。センスの良いBurt Goldblattのジャケにも秋のニューヨークあたりを題材にした作品がたくさんありますね。今日はベツレヘムにもアルバムを数枚残しているサルバドールです。ジャケはGoldblattの作品ではありませんが・・・。これはSalのベツレヘムでの最初の作品です。一曲目の頭からどこか懐かしいスタイルの演奏です。56,57年の録音が一緒になっていますが、50年代初頭の雰囲気です。ミディアム~スローなテンポの曲が続き、それにしてもSalのスピーディーで正確な演奏には驚かされます。音色は細目ですし、とてもナチュラルでソリッド、ごまかしの利かないサウンドです。Phil Woodsが数曲参加していますが、輝かしい音色で結構耳を惹かれます。管と絡むと沈んでしまうギタリストも多いのですが、旨くSalは絡み合っていますね。アレンジが秀逸なのかもしれません。

with Eddie Costa, Bill Crow, Joe Morello, Phil Woods, Ralph Martin, Danny Martucci, Joe Morello, Eddie Bert, Eddie Costa, John Williams, Sonny Dallas, Jimmy Campbell
Recorded in New York ; October, December ,1956 and January 1957.
Produced by Creed Taylor
Bethlehem (BCP-39)

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2006年9月19日 (火)

■ 久々のアナログディスク Chuck Wayne/Erroll Garner

 

Garner_1 Chuck_wayne_1

 家人が久しぶりにアナログプレーヤーの整備を行った。そんな訳で久しぶりにアナログの音を聞き、改めてアナログの良さを再認識した。翌日、アナログを探しに新宿のディスクユニオンへ。アナログを購入する目的でお店を訪れたのは、考えてみれば初めてかもしれない。今までは気に入ったジャケットのレコードをインテリア的に購入したり、CDで再発する可能性の少ない物を買う程度だったから。久々のアナログコーナー、どこに何があるのかさえ理解するのに時間が掛かった。しかし、アナログは品揃えがやはり違う。CD化していても入手困難な作品などがアナログなら普通に並べられている。まだまだCD化されていない作品も膨大な量になるのだろう。金欠で2枚しか購入できなかったが、何と一枚は半額セールでErroll Garnerの"Concert by The Sea"のオリジナル盤。しかも半額セール中で¥1,050-なり。まあジャケの程度はそれなりだし、まだ全部聴いてはいないが、音飛びも有りそうな気配。「こんなに安いオリジナル盤なんてあるんでしょうかね?」レコード番号もオリジナルと合っているんですけど・・・。もう一枚は、これまた初めて見たChuck Wayneの"The Jazz Guitarist" 。調べてみたらこちらはCD化された事があるみたいですが、今は入手が難しいみたいです。日本盤で¥1,270-でした。オリジナルのErroll  Garnerの方が安いなんてちょっと面白いですね~。これからもCDで入手困難な作品などを中心に、気長にアナログも集めて行こうと思っております。

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2006年9月18日 (月)

■ Impressions/Mal Waldron

Mal_2

 台風の余波か?湿気の多い休日。同じ雨なら、まだ冷たい雨の方が良いのに・・・・。部屋の掃除をしてオーディオたちに薄っすら積もった埃も取り除き、少しは晴々した気分になる。「さてどんなアルバム聴こうかな」と考えるが一番取り出し易いCDラックの扉にどうしても手が伸びてしまう。手が伸び難い所にお気に入りが多かったりするんだけど・・・。そんな訳で、嫌いな訳でもないのだが、Mal Waldron。代表的な彼の作品と言えば、やはりBethlehem盤のレフトアローンだろう。あの作品のイメージが強く、他の作品の多くも、どこかに暗さを感じてしまう。ジャケットも皆、地味なものばかりだし・・・。このアルバムもちょっと憂鬱になりそう、あまり眺めていたくない感じ・・・。彼からは黒人特有のノリよりも少し抑制された美意識みたいな物を感じる。一曲目が何やら謎めいた雰囲気で始まるので、少し気分が下降気味・・・。しかし、その後は落ち着いたMalの端正なカラーが良く出ている作品だと思う。あまり取り上げられる事の少ない作品だが、何となく聴いてしまう、不思議な魅力に包まれたアルバムです。

with Addison Farmer, Albert,"Tootie" Heath.
Recorded in Hackensack, NJ ; March 20,1959.
Supervision by Esmond Edwards.
Engineer-Rudy Van Gelder (Rudy Van Gelder Studio)
New Jazz NJ-8942

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2006年9月16日 (土)

■ West Coast Blues!/Harold Land

Harold_land_2

 西海岸出身のHarold Land。Clifford Brownとの共演で有名です。メロディーが次々に繰り出されるあたりはHank Mobleyに少し似ているかもしれませんね。一曲目”Ursula"、ミディアムテンポのナンバーですが、余裕を持って繰り出されいぶし銀のプレーが見事です。録音の方もSam Jonesのベースがとても上手く捉えられいて、「プルン、プルン」とても小気味が良いです。録音によって、ベーシストの真価は結構分かれてしまうものなのかもしれませんが、細かいニュアンスが聞こえてこないのは勿体無いですよね。細かい所でも、結構オカズ入れたりしているんですから。

with Joe Gordon, Wes Montgomery, Barry Harris, Sam Jones, Louis Hayes
Recorded in San Francisco, CA, ; May 17 and 18, 1960.
Produced by Orrin Keepnews
Engineer-Wally Heider (Fugazi Hall)
Jazzland JLP 920

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2006年9月10日 (日)

■ SENNHEISER CX300

Cx300

 SHUREのE2Cより手軽に装着できるカナル型のヘッドフォンが欲しくなり購入しました。思ったより小さく軽量です。ケーブルがかなり細いので、断線などしないか少し不安が・・・。音質は評判通り、低音がかなり出ますね。E2Cよりも低音が多少強く、全体的にキメが細かいような気がします。高温はE2Cの方が強いようです。SENNHEISERの音作りって割とソフトな印象ですが、これもそんな傾向だと感じました。仕上げもCX300の方が綺麗です。遮音性はE2Cの方が上かもしれませんが、地下鉄などで聴いても、低音を強調している為か、著しく無くなってしまう事もないようです。因みに寝ながら聴いてもE2Cのようにコードが引っ張られて、位置が変わってしまう事も少ないみたいです。値段も\5,000-以下で購入できコストパフォーマンスには優れていると思います。

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2006年9月 5日 (火)

■ Easy Living/Joe Roland

Joe_roland_1

 Bethlehem Recordsは渋めのアーティストの作品が多く、お気に入りなのですが、日本盤の発売は打ち止めなのでしょうか?最近、廃盤CDがアナログに劣らぬ高値で取引されていますね。ちょっと困った物です。私などはどうしてもCDに惚れ込んで、高額なお金を払う気にはなれないのですけど・・・。どこかに権利を譲ってくれれば良いのになあ・・・。発売したい会社もあるでしょうに・・・。そんな訳で私のお気に入り、Dick Garciaのギターが入ったJoe Rolandです。元々バイブはあまり聴かないので、Dick Garciaのギター聴きたさに手に入れたようなものです。ピアノがFreddie Reddなのが意外と言えば意外ですが、とても良くマッチしています。前半はテンポの良い曲で、ノリの良いリリカルな曲、後半がゆったりとした曲でRoland, Garcia,Reddの個性が生きているように思います。偶にはバイブも悪くないですね。これからの季節にはぴったりかもしれませんよ。前にご紹介したHal Mckusickと連番ですね。この時期のBethlehem Recordsは粒ぞろいです。

with Dick Garcia, Feddie Redd, Danny Martucci, Ron Jefferson
Recorded in New York ; March 17, & 18, 1955.
Produced by Creed Taylor
Bethlehem (BCP-17)

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2006年9月 3日 (日)

■ question and answer/Pat Metheny w/Dave Holland & Roy Haynes

Pat_4_1

 Pat Methenyが本気でストレートなJazzをやった傑作です。たった8時間でレコーディングしてしまったにもかかわらず、驚くべき完成度を誇っています。ここまでストレートな作品は、Patの中でも稀だと思いますが、やはり何をやっても上手い人は上手いですね。Patを支えるのは、縦横無尽に叩きまくるRoy Haynes、エッジが立って骨太でハードなDave Hollandですが、クレジット通り3人共、対等に力を出し切っています。Patの本気のプレーに二人も触発されたんでしょうね。最近の若手のギタリストにもこんなハードで熱い作品を期待しているのですが、何かクール過ぎるような気がします。後にも先にもこんな作品は最後でしょうかね。もう少し歳を重ねたら、またこんな作品を作ってもらいたいですね。

Recorded in New York ; December 21,1989.
Produced by Pat Metheny
Engineer-Rob Eaton (Power Station Studio)
Geffen Records 9 24293-2

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