« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月

2007年5月31日 (木)

■ No Refill/Benny Bailey

Bailey_2

 どこのジャズ喫茶で聴いたのか思い出せないけど、多分吉祥寺だったような・・・。彼は若くして欧州に渡ってしまったので、あまり取り上げられる事の少ないミュージシャンですね。”Big Brass"は未だに聴いた事無いのですが、このアルバムは結構お気に入りで時々聴いています。彼らのオリジナルにスタンダード曲も上手く配置され、ベイリーの暖かい音とテナーのCarlo Schöbとのハーモニー、それに絡むPeter Eigenmannのギター、それぞれの凄く息が合っていて、とても丁寧な作品に仕上がっています。中でもちょっと面白いメロディーで進む3曲目の"Gryce's Grace"続く4曲目のスローな"Serenade To A Planet"などが好きです。メンバー全員が曲毎に交互にバランス良くフューチャーされていて、アルバム全体7曲がとても濃密で短く感じられます。ベーシストだけ入れ替わってこのクインテットでライブアルバムも発表されていますが、そちらもお薦めの一枚です。そうそう、ジャケットも良いデザインですね。

with Carlo Schöb(ts), Peter Eigenmann(g), Jesper Lundgaard(b), Peter Schmidlin(ds)
Recorded in Milano, Italy; February 25,1992.
Engineer-Giancarlo Barigozzi(Studio Barigozzi)
TCB Records 94202

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月25日 (金)

■ Moon Beams/Bill Evans

Evans_7

 Scott LaFaro亡き後のTrio初作品です。全曲バラードは彼の作品で初めてらしいのですが、もちろん非常に素晴らしい作品に仕上がっています。前作までのインタープレイと言う観点から見れば、地味な印象を受けるかもしれません。この時期のIsraelsは音数も少ないので地味ですね。でもこのアルバムはIsraelsの方が合っているような気がします。これがLaFaroだったらどうなっていただろう?何て考えると興味深いですが、落ち着いた作品で私は気に入っています。

with Chuck Israels(b), Paul Motian(ds)
Recorded in New York ; June 2,May 17 and 29,1962.
Produced by Orrin Keepnews
Engineer-Bill Schwartau (Sound Makers Inc.)
Riverside RLP-9428

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月20日 (日)

■ City Lights/Lee Morgan

Morgan_7

 いや~金夜は深夜までたまに顔を出すジャズバーで盛り上がってしまいました。そんな訳でベットで半日以上倒れておりました。色々な話や、普段あまり聴かないような種類のジャズが聴けたし非常に楽しかったです。今日はリーモーガン。このアルバム、CD化されるのが結構遅かったので、発売された時は結構嬉しかったのを覚えています。今ではUS盤でも普通に買えますけど・・・。内容はまさに期待を裏切らない一枚。スピーディーな1曲目"City Light"。掛値無しのカッコ良さがそこにあって、この辺りはやはりブルーノートの創りの上手さがありますね。リバーサイドでもプレスティッジにも作り出せなかったカッコ良さがあります。この作品、同時期の”Candy"などに隠れてあまり目立つ方では有りませんが、やはりこの時期のブルーノートの質の高さを感じる一枚です。ゴルソンやグライスの曲がまた素晴らしく、恵まれた環境でスター街道をひた走るモーガンを聴く事ができます。

with Curtis Fuller(tb), George Coleman(as/ts), Ray Bryant(p), Paul Chambers(b), Art Taylor(ds)
Recorded in Hackensack, NJ ; August 25,1957.
Produced by Alfred Lion
Engineer-Rudy Van Gelder (Rudy Van Gelder Studio)
Blue Note BLP-1575

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月13日 (日)

■ Heartstrings/Russell Malone

Russell_1

 最近のジャズをあまり聴くことが少ない私にとって、彼は数少ない現代ギタリストの一人。ダイアナクラールと一緒に演っていた人みたいですが、私は彼女にはあまり触手が動かないので・・・。で、彼ですが、様々な音楽から影響を受けているのかな?と感じます。ストリングスものですから曲調はいたってソフトですが、ブルージーな面も結構強く出ている曲もあって、甘くなり過ぎるストリングスものよりはちょっと辛めな印象です。クリスチャン マクブライドのベースが割りと尖っていてその辺も好きです。

with Kenny Barron(p),  Christian McBride(b), Jeff "Tain" Watts(ds)
Produced by Tommy LiPuma
Recorded in NYC ; January 15 and 16, 2001.
Engineer-Al Schmitt(Avatar Studios)
Verve Records

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 6日 (日)

■ Rejoicing/Pat Metheny

Pat_3

 このアルバム、彼の作品の中でもベストの一枚だと思っています。"Lonely Woman"は色々聞いたけど、このアルバムのインパクトはかなり強い。ECM特有の透明感のある録音も手伝って、硬質でシャープな中に只ならぬ雰囲気が漂う。余りにこのアルバムの印象が強くて、ホレスシルバーのオリジナルを聞いた時は拍子抜けした覚えがある。この辺のアレンジ力とか惹きつけ方はさすがパットって感じだ。他にも魅力的な曲が多いが、一番好きなのは"Story From A Stranger"アコースティックの”静”からギターシンセのソロに入る”動”へ。このソロは凄いと思うんだけど・・・。如何でしょうか。

with Charlie Haden(b), Billy Higgins(ds)
Recorded in New York ; November 29 & 30,1983.
Produced by Manfred Eicher
Engineer-Jan Erik Kongshaug (Power Station Studio)
ECM Records GmbH 1271

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年5月 5日 (土)

■ Intermodulation/Bill Evans-Jim Hall

Evans_hall_2_1

 "Undercurrent"に続くジムホールとのデュオ2作品目。前作よりも寛いだ二人の演奏がとても心地良いアルバムです。録音も前作に比べると数段良く、ジムホールのギターもマイルドに録られています。”Undercurrent"は二人とも音が潰れてしまっていてちょっと残念ですね。エヴァンスの"Turn On The Stars"が一番好きですが、"Angel Face"も二人の絡みが美しく、溶け合っています。

Produced by Creed Taylor
Recorded in Englewood Cliffs, NJ; April 7, & May 10, 1966.
Engineer-Rudy Van Gelder(Rudy Van Gelder Studio)
Verve Records V/V6 8655

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 1日 (火)

■ Cohn On The Saxophone/Al Cohn

Cohn_1_1

 連休で久しぶりにジャズを聴いています。最近メジャーリーグをテレビで見る事が多いので中々ジャズを聴く時間が無かったのですが、パソコンのデータ整理をしながら「何かをしながらBGMにするジャズはどんなアルバムが良いだろう・・・」 そんな時に取り出した一枚です。ジャケットの秀逸なアルコーンのDawn盤。一曲毎にスローなナンバーとアップテンポなナンバーが上手く並んでいます。アルコーンの豊かな音色と、ハンクジョーンズのピアノが時に溶け合うように心地良いアルバムです。録音も素晴らしく、アルのテナーが”ズズズズ・・・”と良い音で聞こえてきます。彼の人柄を現すような優しい、マイルドな一枚です。"Singing The Blues"なんてメンバーの笑顔が浮かんでくるようですね。

with Frank Rehak(tb), Hank Jones(p), Milt Hinton(b), Osie Johnson(ds)
Recorded in New York, September 29, 1956.
Dawn Records DLP-1110

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »